いまあるものを、いかす

これまでいろんな場面で
夢をみたり、憧れたり、想いを描いたりして
旅に出たり、ネットを眺めたり、買い足したり
していたと思う

それはもちろん
何かを掴むときもあれば、感じることもある
出逢うことも多いし、迷いが消えるときもある
それはこれからも変わらないだろう

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いまあるものを、いかす

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これは、出発点の話

足るを知るとも少し違う

いま、じぶんの中にあるもの
いま、すでに周りにあるもの
いま、このせかいにあるもの

からだ、こころ、いのち
感性、能力、発想
過去に買った材料、冷凍庫にある食材
目の前にいるひと、巡り逢ったどうぶつ

水、空気、土
陽射し、風、雨
花、虫、木

何が足りないのか
何が足りないと思っているのか
思わされているのか

快適、便利、速さ

とても魅力的に映る

そして
それとともに置き去りにしているものは
いったいなにか

いまあるものを、いかすことを
ひと息ついて周りを見渡すことを
抱きしめて温度を感じることを

その想像を
その時間を
その体感を

そのバランスを
その調和を

受け止める
感じる
理解する

右脳と左脳をつかう

ひとには、それぞれひとつずつある

思いもしなかったことが
舞い込むときもある
そこにも
そんなことを舞い込ませたもの
もあるし
舞い込ませることができるじぶん
もある

絵だって描ける
踊りだって舞える
小屋だって造れる

それを否定するのは
評価だったり、比較だったり、正解だったり
得意とか苦手とか

それはいつも必要なことではない
必要なときに、使えばいいもの
いつも、それに左右されなくてもいいもの

そこには、いつもある
小さく思えたり、大きく思えたり
するときもある

見えなくなったり、埋まってしまったり
するときもある

選ぶことができる
気持ちや、思考や、意識を
選ぶことができるんだ

いま欲していることは
ほんとうにないものなのか
欲していることの奥には
何を望んでいるのか

惑わされていないか
幻想に囚われていないか

いま自分がもっているものはなにか
いま自分に備わっているものはなにか

あるものを、愛する存在のように
その眼差しを、その抱擁を

いまあるものに、向けてみたら
いまあるものに、伸ばしてみたら

あなたと
せかいと

どんなハーモニーを
奏でることができるだろう